強相関電子系理論グループ
関根聡彦 (東北大学D3)
12月12日 (金)
ワイル半金属とディラック半金属は、3次元トポロジカル半金属の代表例である。本研究では、これらの系における長距離電子相関の効果について理論的に解析した。特に、クーロン相互作用による準粒子の寿命と、それがトポロジカル性質に与える影響について詳細に議論する。繰り込み群解析により、相互作用の効果を系統的に取り入れ、実験で観測可能な物理量への影響を予測する。